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〔ライブ感想〕fishbowl“定期”vol.15 (fishbowl/COLA!?/after20時) @LIVE ROXY SHIZUOKA

fishbowl COLA!? after20時

2024/1/28 (sun) fishbowl“定期”vol.15 (fishbowl/COLA!?/after20時) @LIVE ROXY SHIZUOKA

 

数日前にメンバー久松由依さんがしばらく休養に入るというお知らせがあった。久松さんはいわゆる推しメンなのでお知らせには動揺してしまったのと、改めて存在の大きさを知ることなった。久松さんにはゆっくり休養をとってほしい。

最初はかなり動揺してしまったけど、数日して休養は前向きなステップと捉えられるようになったと思う。自身の推し活の充足の前に、推しの健康である。

留守をあずかるメンバーの活躍も見ておこうという気持ちになり、定期ライブにも予定通り行くことにした。行ったら桃子さんもお休みでグループ半分になっていたのもびっくり。

 

昼の部 (14:30~)

after20時

ギター、ベースを持ったふたりの女性メンバーが登場。ふたりが向かい合って演奏を始めるところが印象に残った。メンバーにはドラムがいる3ピースバンドだけど、この日は来られなかったとのこと。ビートがない分、メロディやボーカル、ベースが際立っていてこれはこれで良かったと思う。

中盤はCOLA!?のメンバーと一緒にfishbowl「茶切 cute side」のバンドカバー。「ステージに来てくれてもいいんだよ！」の呼びかけに新間さんと日音さんがステージに登場してくれて演奏開始。ファンキーなアレンジになってて格好良かった。fishbowlバンドアレンジも結構有りだ。

 

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COLA!?

3ピースバンド。「伝えたいメッセージとかないよ」というMCの通り、歌詞のようなものはなく叫んで気持ちのいい単語の羅列という感じ。ステージングもとても緩め。少し前に作ったというゾンビの曲を3回やる流れのところが面白かった。決まっていないコール＆レスポンスをさせるバンドにコールを試みるオタク、実験の場だった。M.C.ハマー「U Can't Touch This」っぽいリズムがあったり、Beastie Boys「Fight For Your Right」っぽいリフがあったりバンドとしてはすごく含蓄がありそう。

 

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fishbowl

半分fishbowl。とはいえ10月生まれの新間さんと日音さんペアは去年の生誕ライブのステージを2人でこなしていたせいか安定していたステージングだった。「熱波」の2番のラップ桃子さん、久松さんのパートを日音さんが一気に駆け抜けていくところ格好良かった。MC。バンドとの対バンライブ。きっかけは上京的定期ライブで訪れていたSpotify O-nestの店長がCOLA!?のTシャツを着ていて「それカワイイですね」と日音さんが話しかけたのがきっかけとのこと。「今日のライブは私が仕組んだ」と今日も得意げでした。

 

セットリスト

1.八月

2.猛獣

3.平均

4.熱波

5.茶切 cute side

6.完食

7.二兎

 

 

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夜の部 (19:00)

 

夜の部、ステージ上手側にカシオの電子ピアノとマーシャルのアンプに接続されたリッケンバーカーが鎮座している。夜は特別セットありのライブ。序盤はプロデューサーヤマモトショウさんがピアノ伴奏でのステージ。意外性でいえば「九天」が良かった。ピアノ伴奏にラップで乗っかて行くのも新しい。

ショウさんの「同じコード進行の曲がある」という話から日音さんによる椎名林檎「丸の内サディスティック」のカバーへ。この曲は2022年の生誕ライブで歌われたり、先日放送のアイカン内のカラオケ企画で歌われたりしている。（アイカンのカラオケ企画では惜しくも80点で合格ならずだったのでリベンジの機会）ピアノ伴奏でのカバー、凛とした感じがありとても良かった。ショウさん「みなさんどうでしたか？」呼びかけに「100点！」「700点！」とフロアが答えていてリベンジは成功したらしい。

特別セット最後はショウさんがステージに鎮座しているリッケンバッカーを取り出し新間さんソロ曲「アイラブユー」で締め。この曲のレコーディングでリッケンバッカーを使っているとのこと。ステージに振り付け担当と作詞作曲者がいて豪華である。ギターソロを弾くショウさんを観てみたかったけど、ピアノと歌詞を表示用のiPadの影に隠れてよく見えなかった。

後半はステージの楽器を片付けてfishbowlのライブ。2人だけのステージだけど、昼の部とは何曲か差し変わっている。「半分」1番と2番の間の久松さんフェイクは新間さんが担当していた。久松さんがフェイクの終わりにアドリブで入れる「Fu!」を新間さんもやってくれていてなんだかうれしかった。ラストの「距離」2番あたまの前ならえは久松さんから日音さんに。そこから呼びかけるのは3人だけど、この日は新間さんひとりと寂しい感じだけど、新間さんが3人分ちょっとコミカルな動きで対応していて楽しかった。

大変な状況だったと思うけど特別セットもあり楽しいライブでした。そして不在で感じる推しの大きさを改めて知る日でもあった。めっちゃ好きじゃん。ただ不在をなげくよりは楽しみながら待ちたいと思う。自分にできるかはわからないけど。んー。

 

セットリスト

fishbowl+ヤマモトショウ

1.雪景（piano ヤマモトショウ）

2.湖月（piano ヤマモトショウ）

3.深海（piano ヤマモトショウ）

4.九天（piano ヤマモトショウ）

5.丸の内サディスティック（木村日音）（piano ヤマモトショウ）

6.アイラブユー（新間いずみ）（guitar ヤマモトショウ）

fishbowl

7.二兎

8.八月

9.平均

10.熱波

11.半分

12.距離

 

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